
「中国輸入は儲からないって聞くけど、ホント?」
「稼げるならやってみたいけど、稼げないならやめておこうかな・・・」
最近では、中国輸入のやり方やリサーチ方法など、無料のブログや動画でも詳しく学べますよね。
物販スクールや中国輸入のコンサルティングでも、「1ヶ月で30万円稼げた!」とか、「1年で月商1000万円!」などの実績が掲げられていて、簡単に稼げそうなイメージがあるかもしれません。
ビジネスに参入する人は多いのですが、一方で、途中でやめていく人もとても多いのが実情です。
私と同じ時期に中国輸入を始めたショップがいくつかあったのですが、残っているのは私だけです。。。
そこで今回は、中国輸入で儲からない5つの理由と3つの解決策を確認し、中国輸入で儲かるにはどうしたらいいかを考えていきましょう。
「中国輸入で儲からない」5つの理由


中国輸入は、物販ビジネスの形態のひとつです。
この「儲からない理由」というのはどの物販ビジネスでも共通だとは思います。
中国輸入ビジネスを始めたものの、なぜ稼げないのか、なぜ稼げなくなるのか、その理由を確認しましょう。
中国・中国輸入に関する知識が足りない
中国輸入ビジネスにおいて、押さえておくべき主な特徴は3つ。
これを把握していないと、商品が届かなかったり、仕入れた商品が全て不良品ということになりかねません。
- 旧正月である春節は約1ヶ月の大型連休
→工場もストップするため、事前の対策が必要 - 不良品や写真と全く違う商品が届く可能性がある
→検品は必須で、大量に仕入れる前にはサンプル確認も必須 - 国際送料以外にも関税や消費税がかかる
→必要経費として把握しておこう




商品リサーチができていない
日本で売られている商品の多くは中国製です。
売れる商品は必ずあります。
でも正しいリサーチ方法を知らなければ、売れる商品に辿り着けません。
- 「今◯◯で売れてる商品リスト」の中の商品を販売している
→よく無料で配布されている「売れてる商品リスト」ですが、リストになっている時点で旬は過ぎていると考えましょう - 自分の好きなモノを集めて売っている
→自分がいいと思うものや好きなものだけを集めても売れません
→購入者の目線になろう
利益計算ができていない
リサーチして商品も売れているのに、資金が足りなくなる、利益が少ないという場合は、利益計算をしてみましょう。
中国輸入の仕入れ価格は、商品価格+国際送料+関税+消費税+通関手数料です。
輸入の代行業者を利用していればその手数料も含まれます。
商品価格自体はとても安いものも多くありますが、サイズによっては送料が、品目によっては関税が大きく関わります。
どの商品を販売するか、決める前に利益計算もきちんと行いましょう。


最初から楽しようとする
中国輸入ビジネスを含めたネットビジネスは「簡単に稼げる」と思われがちです。
ですが、簡単に稼げるビジネスなど存在しないと考えましょう。
すでに成功しているその人の「簡単」と、あなたにとっての「簡単」は違うモノです。
また、中国輸入ビジネスといえば、外注化や自動化という言葉をよく目にします。
利益も出ていないのに、自動化を進めても、ビジネスが続くわけがありません。



中国輸入ビジネスも、他のビジネスと同じです。きちんと学んで計画を立てて一歩ずつ着実に進めましょう。
未経験なのにOEMに手を出す
今、中国輸入のOEMは非常に人気があります。
特にAmazonで物販を行なっている人はオリジナル商品を販売することで価格競争から脱することができ、非常に有効なビジネスモデルなのですが、これは中上級者向けです。
販売したことがないような初心者が、資金に余裕のない状態でいきなりOEMに手を出すのは非常に危険です。
中国輸入でOEM販売のノウハウもたくさん出回っていますが、言われるがままに大口のロットでOEM商品を発注してはいけません。
経験や実績を積んでから検討するようにしましょう。
「中国輸入で儲かる」とは


「中国輸入で儲かる」とは、どういう状態のことでしょうか。
人によって、何をもって「儲かる」というのかは様々です。



「稼げるだけ稼ぎたい」
それは、月収100万円でしょうか。
月収1,000万円でしょうか。
法人化して組織化して株式上場するくらいでしょうか。
そこまでするには知識と資金がある程度必要ですよね。
初心者がいきなりそこを目指すのであれば、途中で挫折してしまう可能性は高いと思います。
でも、「副業として生活費の足しにしたい」「これ1本で生計を立てたい」ということであれば、月収1,000万円も必要でしょうか。
毎日の作業量、理想のライフスタイルを考えて、いくら必要か、どれくらい稼ぎたいか、現時点での目標額を決めてみてください。
他の人と比べるのではなく、自分の目標、自分の理想とするライフスタイルかどうかを考えてビジネスに取り組みましょう。
その目標を達成し続けることができれば、それは「儲かっている」のではないかと、私は思います。



中国輸入ビジネスに慣れてきて、もっと稼ぎたい!楽したい!と思ったら、その時に自動化する、OEMする、など、次のステージへ進めばいいと思います。
「中国輸入で儲からない」を解消する3つの方法


では、中国輸入ビジネスで利益を出し、継続していくにはどうしたらいいのでしょうか。
3つの解決方法をご提案します。
STEP1:ビジネスについて学ぶ
まずはビジネスについての知識を身につけましょう。
物販ビジネスを行なっていて「儲からない」と言っている人は、圧倒的にビジネスの知識が足りないと思います。
義務教育ではビジネスについて教えてくれません。
中国輸入の手法は調べれば難しくありませんので、リサーチ方法も販売方法や出店方法も、有料無料に関わらず、習得することは可能です。
でも、それで誰でも成功するのであれば、「儲からない」人はいないですよね。
ではなぜ儲からないのか。
それはみんな「方法」しか得ようとしていないからだと思います。
その方法を活かすためには、基礎となるビジネスのスキルやマインドが必要です。
この基礎がしっかりしていれば、商品が変わっても、例えば物販ビジネスじゃなくても、成功することができます。
STEP2:スタイルを決める
ビジネスについて学んだら、次はどんなスタイルで中国輸入を行うかを決めていきます。
中国輸入ビジネスには、在庫をもってAmazonや楽天で販売するのか、在庫を持たずに独自ショップで販売するのかなど、いくつかのスタイルがあります。
資金があるのか、どこで販売するのか、集客をどうするのか、どんな商品を取り扱うのかなどを検討し、自分の目標に合わせてスタイルを決めていきましょう。
STEP3:成功者に聞く
ビジネスについて学び、ビジネスのスタイルを決めたら、あとは実作業をひたすら行うのみとなります。
この実務の部分は、ネット上に様々な情報がありますので、がんばって調べて失敗を繰り返し、試行錯誤すれば独学でもできます。
でも、肝心な情報はタダでは見つかりにくいと思いませんか?
それを独学で習得する時間と資金があるのであれば、成功者に教えてもらったほうが、はるかに効率がよく、挫折も少ないです。
自分が目指すスタイルで成功している人が情報発信を行なっているのであれば、ぜひ仲良くなって学んでください。
有料のコンサルティングを受けられるのであれば、ぜひ受講してみてください。
高ければいい、安ければいいというものでもありません。
自分で納得できる金額であれば、受講した方が一歩でも早く目標に近づくと思います。



私も無在庫物販以外にも様々なビジネススタイルを学びました!独学では見つけられなかった知識をたくさん吸収することができましたよ^^
まとめ
今回は、中国輸入で儲からない5つの理由と3つの解決策についてお話ししました。
先述の「『中国輸入で儲からない』を解消する3つの方法」は、どんなビジネスにおいても通用する方法です。
ビジネスについて学び、コンセプトを決め、その手法を学ぶ。
そう、まさに「戦略のピラミッド」ですね。
これから中国輸入ビジネスに挑戦する人、今「儲からないな」と苦戦している人も、ぜひ5つの理由と3つの解決策を見直してビジネスに取り組んでいきましょう。
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