
「無在庫転売と無在庫物販って、どう違うの?」
実は無在庫転売や無在庫物販、無在庫販売など、言い方は様々ですが、根本的には同じ意味です。
在庫を持たずに商品を販売するビジネスモデルです。
が、当ブログでは違いを表すため、「無在庫転売」と「無在庫物販」という言葉を使用してリスクについて解説したいと思います。
無在庫転売と無在庫物販の違いは?


「無在庫転売」と「無在庫物販」、本来は同じ意味ですが、一般的にネット上で使用される表現を鑑みて、以下のような使い分けをしていきます。
無在庫転売
無在庫転売は、在庫を持たず、プラットフォームに出品し、売れたら小売店から商品を購入して販売します。
具体的にはAmazonで販売されている商品をメルカリやラクマなどのフリマアプリ上で出品し、売れたらAmazonで商品を購入してお客様に送ります。
「Amazon転売」や「メルカリ転売」と呼ばれることもあります。



「Amazon転売」や「メルカリ転売」に関しては、ノウハウなども多くありますが、実はルール違反なのですよ。
無在庫物販
無在庫物販は、在庫を持たず、自分のショップで出品し、売れたら海外や卸売店から商品を購入して販売します。
ショッピングモールなどのプラットフォームには出品せず、ShopifyやBASEなどで自分のショップを持ち、販売します。
プラットフォームの集客力がない分、SNSや広告配信で自分で集客する必要があります。
そもそもリスクとは?


では、そもそも、リスクとはどういうものでしょうか。
物販ビジネスに興味がある人は、これから副業や複業としてネットビジネスを始めたいと思っているのではないでしょうか。
ネットビジネスを行うにあたり、大きく以下の2つのリスクがあると考えます。
ここでは初心者がビジネスを始めるにあたって、何を持って「リスク」と捉えるかのお話をしています。
時間的リスク
「時は金なり」といいますが、成果が出るまでに時間がかかってしまうビジネスは時間的リスクがあると言えます。
例えばアフィリエイトやブログは、成果を出すまでには記事をたくさん書いて、アカウントやサイトを育てていかなければいけません。
金銭的リスク
一番気になるリスクは、金銭的リスクではないでしょうか。
誰しも損をしたくないですよね。
この「損をしたくない」というのは、例えば「もしビジネスがうまくいかなくても損をしたくない」ということだと言えます。
初期投資で大きな資金を費やしたり、物販ビジネスで言うと、在庫が売れ残るというのも、もしビジネスがうまくいかなかった時のリスクとなります。
無在庫転売のリスク


無在庫転売の一番のリスクはアカウント停止です。
先述の通り、「Amazon転売」や「メルカリ転売」と呼ばれることが多いのですが、メルカリは無在庫での出品がはっきりと禁止されています。


Amazonの場合は、ドロップシッピングは原則認められていますが、以下のような無在庫転売は禁止されています。
- 別のオンライン小売業者から商品を購入し、その小売業者から購入者に直接出荷すること
- 納品書や請求書などに自分以外の販売者名や連絡先情報を記載し、商品を出荷すること
つまり、メルカリやヤフオクなどの商品を転売することは禁止ということです。
メルカリもAmazonも、年々取り締まりが強化されていて、利用者からの通報も増えています。
メルカリは通報されると即アカウント停止です。
リスクがあるかどうかで言うと、ルール違反なのですからリスクしかないですよね。


無在庫物販のリスク


では無在庫物販にもリスクはあるのでしょうか。
無在庫物販の場合は、例えば全く売れなければ仕入れも発生しないので、初期投資も不要で不良在庫のリスクはありません。
自分のショップで販売するので、そもそもアカウントの停止リスクなどもないですし、無在庫物販は違法でもありません。
まとめ
今回は「無在庫転売」と「無在庫物販」という言葉を使用してリスクについて解説しました。
副業や複業としてネットビジネスを始める人にとってのノーリスクとは、「もしビジネスがうまくいかなくても損をしない」ということではないでしょうか。
とすると、時間的、金銭的リスク両方で考えても、無在庫物販はノーリスクと言えると思います。


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